movie "SPACE COWBOYS"

 映画「SPACE COWBOYS;スペースカウボーイズ」・・・・・アメリカを離れる最後の日に映画館に入り、観てきた。クリント・イーストウッド主演の映画である。
詳しい内容はまた日本に映画が来たときに見ていただくとして、・・・・・「おじいさん達がシャトルで宇宙を飛び任務を遂行する。」というような内容である。
見ている観客もおじいさん、おばあさんが多かった。
老眼や体力不足に悩みながら宇宙を目指すおじいさん達。その思い、想い、意欲はすごいと思った。元気がもらえる映画だった。

 SF映画というと日本の作品は「子供向け」よくても「若者向け」という感じがする。いくつかの作品は「ドウセ子供ガ見ミルノダカラ」といったような“手抜き”の脚本、舞台セットを感じたりする。
しかし、いくつかは素晴らしいものもある。映画の中でヒーローと共に出演している子ども達‥‥‥どうやらその作品はその年代の子ども達を対象にしていているらしいが、扱っているテーマは高度なもので、おとなが見ても「すごい」と思うものがある。それでいいと思う。それがいいと思う。

 日本でいいオトナがSF映画を見ていると「後ろめたさ」のようなものを感じるのは私だけでしょうか。

 スペースカウボーイズを観たアメリカの映画館がかなりの年輩の方々、おじいさんおばあさん夫婦で占められて、おもしろい場面では大いに笑っている。本当に楽しんでいる。‥‥‥すごいと思った。