銀の鋳造
鋳造のすすめ
ここしばらく、センター研修、選択技術、趣味(?!)で関わった鋳造の事を紹介したいと思います。
鋳造の不思議な魅力 「人は焚き火を頬杖をつきながら見入ってしまう。炎には不思議な魅力がある。」と言われますが、融けた金属にも不思議な魅力があるようです。
・例年2年生は電気の学習で「やってはいけない!!」(理由は後述)と言うの にこっそりハンダをとかすのに夢中になる生徒がいます。
・今年は3年生が選択技術でアルミニウムを融かす作業をよくやってくれました。
固体の金属は冷たくてちょっと酸化して鈍い輝きを持ちそれでいて扱いづらくて。 ‥‥‥そんな金属を液体にすると水銀の様に表面がとてもなめらかになり、キラキラ輝き、時には熱により赤みを帯びて、ブルブルと生き物のようにふるえ、あんなに固かった物が水のように弱くなってしまう。なんだかそれを扱う自分が強くなったような錯覚をおぼえる。(コノアタリカラ文章ガナンダカ、アブナクナッテクル?)しかしモノは数百度を超える。ちょっぴり、いや、かなり危険で木片がふれたりすると一気に燃え上がる。それを扱っている自分は強くなったような錯覚が‥‥‥ アブナイ! アブナイ!! ここらへんにしておきましょう。 とにかく鋳造にはちょっぴり魅力があります。
銀で指輪を作ろう ここでは銀の鋳造を紹介します。 東京渋谷の“東急ハンズ”の店員さんに電話やら手紙やらで教えていただきながらやってみました。
ワックス(蝋のかたまり)で模型を作り、そのまわりを石膏で型を取り、その型に銀を流し込むというやり方です。
・@〜Aの蝋の彫刻がまず手間がかかる。この段階で早速なんだかめんどくさく なってきます。
・Dで使った石膏の袋には“歯科技工用石膏”と書かれていました。 (東急ハンズの店員さんが郵送してくれた。) 「そーかぁ。こういうモノを使っているんだぁ。」と感心してしまいました。 生クリームのようなとっても綺麗な石膏でした。
・GHIはドキドキワクワクです。 しかしIはなかなか難しかった。電話の話しでは‥‥‥そして理科の知識では 確かに融点を超えた銀の熱で液体の水は体積が約1700倍の水蒸気に膨れあ がりズドン!となるはずなのですが‥‥‥あまり手応えはありませんでした。 「おかしいなぁ」と何回かやり直しているうちに銀が型に入っていき、 「マァいいかぁ。」
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