曲芸機の作り方 (紙飛行機)

この機体は安定性が悪いです。(^_^;
よく言うと操縦が敏感です。
急激な挙動、急旋回を要求される戦闘機等はあまり安定性がいいと、いざというときうまく曲がれないのでわざと安定性を「悪く」設計してあるそうですね。中にはコンピュータの助けがないと飛ばすこともできないものもあるとか。
これはそんな上級者向けの機体です。

このページの下にある「調整」は他のすべての機体に応用できます。行ってみてください。

(それに対してグライダーは安定して作ってあり「操縦桿は卵を握るように持ち、手放し運転・・・いえ操縦・・・でもできる」とか。



半分に折り目をつけます。


大きく三角形に折り

反対からも折り

先端を平らにします。


機体を折り込み


ウイングレットをつけて・・・・・

 

出来上がり


調整

ただしこの機体はよく言うと曲芸が得意で・・・・・・悪くいうと安定性が悪いです。このままでは多分急上昇して失速してしまうでしょう。

それをうち消すためにエルロン(補助翼)のようなものを作りこの場合はそのエルロンを下に降ろします。

本当の「エルロン」とは・・・・・(yokota氏「空の旅」参照)


はさみで左図の6ヶ所に切り込みを入れます。


大げさに曲げるとこんな様子ですが、ここまで曲げると急降下(ダイブ、ダイビング)してしまいます。


せいぜいこのくらい。何回か試し調整してみてください。


2002年1月10日作
2002年8月12日最終更新

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