バックルを作ろう

第1章 真鍮の削り出しで作る 1,用意する物


材料

  部品名 材質 寸法 備考
本体 真鍮厚板 70×50×4t  
コネクター 真鍮角棒 10×10×25  
ツメ 真鍮丸棒 φ5×25  
リング 銅丸棒(なまし) φ3×150  
飾り 銅薄板
真鍮厚板、等
70×50×1t
70×50×2t
希望者のみ、必要量

 

基本材料 (上段、左より)

4,リング    銅丸棒 直径3o×150o(真鍮丸棒でも可) 

皮ベルトにつながるところ。ペンチとラジオペンチで六角形に曲げていく。見た目は真鍮の方がいいが、真鍮は「曲げ直し」をすると金属疲労で簡単におれてしまう。後に銅丸棒に変更した。

3,ツメ     真鍮丸棒 直径5o×14o

皮ベルトの穴にささるところ。片方を半球面に片方を平面にヤスリで仕上げ、平面の方を本体に埋めハンダでとめる。

1,本体    真鍮材  70o×50o×4o

最初にツメがつくところに、直径5mmの穴を出来るだけ深くあける。(貫通しないように注意) あとはデザイン自由。ただし身に付けるものとして、尖った形にはしない。安全面注意。尖っていると衣類を傷つけたり怪我の可能性が出てしまう。

2,コネクター 真鍮材  10o×10o×25o

リングを本体につなぐ部品。最初にリングを通すための直径3mmの貫通穴をあけ、その後で側面を滑らかに仕上げる。本体への接合はGクランプで固定しガスバーナーで熱しハンダ付けをする。

5,飾り     銅板   約35o×35o×1o

100円のキッチンはさみで切れる。自由にデザイン。切断の前に厚紙で切断の順番を練習しておくといい。

材料入手先


身支度

頭部の保護(安全帽、手ぬぐい、ヘルメット)、長袖、長ズボン
軍手は通常は着用しない

工具、用具

  必要な物 補助的な物、消耗品 あればなお便利な物
設計 鉛筆、定規、コンパス   コンピュータ、方眼紙
けがく けがき針、鋼尺、けがきコンパス 油性インク コピー機、ハサミ、粘着性ボンド
穴開け ボール盤、機械万力、鋼尺またはスコヤ(直角定規) ドリルの刃φ3.1 φ5.1 切削油 小箒  
切断する 真鍮   :万力、弓鋸、
銅薄板金:キッチンハサミ
銅丸棒  :ペンチ
木片または紙(作品を万力にはさむときに傷めないように) 電動糸のこ、糸のこ刃(金工用小アサリ)
削る 万力、金工ヤスリ、荒目、中目、細目
          平ヤスリ、半丸、各種
同上  
折り曲げる ペンチ、ラジオペンチ 型紙  
組み立てる 万力、ガスバーナー、Gクランプ(2〜3個)、ラジオペンチ ハンダ、フラックス、セロハンテープ、木片、バケツ、水、タワシ、 ピンセット
磨く 布ヤスリ、耐水サンドペーパー、金属磨き(研磨材) ぼろ布  
片づける ほうき、ちりとり、雑巾    

初回製作:2003年3月23日
最新更新:2003年3月24日

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