取扱説明書のまどろっこしさについて

説明書がまどろっこしくくどくなった理由(ホントかな??)

昔々、電子レンジが普及し始めた頃、アメリカにあるご婦人とネコちゃんが住んでいました。
ある日、びっしょりと濡れたネコちゃんが可哀想だと思ったご婦人はネコちゃんを電子レンジに入れて「チン」してしまいました。

電子レンジとは・・・・・
英語では文字通り「マイクロウェーブレンジ」と言う。軍事レーダーにも使われているマイクロ波が水分を含んだ物体に照射されると、プラスマイナスに分極した水分子がものすごい勢いでグシャグシャグシャと高速でかき回され、その摩擦熱で熱くなるんだぜぃ!!

ネコちゃんは可哀想にも亡くなってしまいました。

悲しんだご婦人は電子レンジの企業を相手に裁判を起こしました。
「説明書に「ネコを入れてはいけない」と書いて無いじゃないですか!ネコちゃんが死んでしまったのは企業がいけない!!」

そして、何と裁判にご婦人が勝ちました。それ以来、電気機器の取扱説明書にはもし電気機器のせいで事故が起こって裁判になっても「ここにそんな扱いはしてはいけない、と書いてあるじゃないですか。」と言えるように「当っっったり前じゃないか」と思われるようなことまで書かれるようになりましたとさ。


Sep.9,2002更新

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