鋳込みの時の鋳型の固定方法について

鋳込みの時に砂型が壊れて湯が漏れてしまうという失敗もあり得ます。鋳込みは低いところで行いましょう。

それでもなんとか工夫していきたいものです。


2002年9月21日現在、一番いいかと思われる方法


コンクリートの階段を利用しました。
金床はレールの輪切りタイプのものを使い砂型を両面から出来るだけ広い面で圧を加え固定します。


金床で両面から押さえる

鋳造体験教室2鋳造体験記2
ボンドが剥がれて湯が下に落ちる事がありました。
中の空間が大きく砂の壁が薄いときや、ボンドが不足しているとき湯が砂を突き破って流れ出ることがありました。


鋳造体験教室5鋳造体験記5
まわりに耐熱ボンドを塗り、トタン板を貼りつけ、更に金床で囲みました。
今のところ、剥がれたり、側面から流れ出ることはありません。しかし手間がかかります。


砂に埋める

青銅鋳造 生徒作品 9000
長野県戸隠中学校の美術の先生より「鋳込みの時は地中に埋めて行う」ということを聞き、この方法をとりました。
まわりに貼りつけたトタン板の効果もあってか、これは成功しました。

鋳造体験記8
しかし、「ただ砂に埋めただけ」では思った以上に青銅の湯が重く、まわりの砂が軽く、ボンドが弱い場合は剥がれてしまい、湯がストンと砂の中に落ちてしまいました。


Sep.9,2002更新

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